不眠症と、医者。
『医者が、私を薬漬けにした』。
そういって、医者に対して
ずっと攻撃的な目を向けている方がいます。
ここまで極端に敵意を持つわけではないですが、
薬しか出さない医者に、
憤りを感じている人も多いのではないかと思います。
私も、不眠症になりはじめたときは、
そういう気持ちを少なからず持っていました。
が、今は一切、医者に対する不満も敵意もありません。
なぜかというと、不眠症を克服したからではなく、
「医者」という存在を正しく理解できたからです。
まず・・・。
「医者」という職業は、矛盾があるのです。
『存在の仕方』に矛盾があるのです。
それは、
「病気を治そうとする立場でありながら、病気がなくなると存在できない」
ということです。
お医者さんのほとんどは、「悪意」など持っていません。
ただ、存在するための大きな理由として「病気があること」が前提です。
人を救いたいと思っていながら、
完全に救ってはいけないという、存在自体のジレンマがあるんです。
非常に、深い話です。。。
善悪じゃなく、そういうものだと理解するしかありません。
そう理解すれば、
医者にヘンな敵対心を生むことはありません。
「医者」という方々を正しく認識すれば、
どう接するか答えがでます。
医者が、病気を治すのではない。
医者は、病気を治す私たち自身をサポートしてくれるだけ。
サポートの度合いは異なるけれど、根本的にはどんなときも同じ。
治すのは、いつも自分のカラダ。
自分のカラダは、自分でしか治せない。
骨折も・・・最後に骨を繋げるのは自分の細胞。
不眠も・・・「眠る」という本能を呼び戻すのは"自分の"本能なのです。
